まじかるブログ
怪獣になった1年生
夏野菜カレーを作った8月の子ども料理教室まじかるれっすん
辛さはひとそれぞれ好みがあり
辛いものが苦手な大人、得意な子どもも居ます。
「辛いものが苦手な子はカレー粉を
半分くらいまで減らしても良いからね〜。」
「辛いもの好きな子は少しだけ足しても良いよ〜」
デモンストレーション(お手本に作って見せること)
の時に言った私の言葉をしっかり覚えていた小学1年生男子、
辛いものが好きなのか、
辛くしてみたかったのか、
2倍にすると言って譲りません。
まじかるれっすんでは主体的である為に
「自分で考えて自分で決める」と言うルールがあります。
彼は自分の思う通りの2倍量を選びました。
そして試食タイム、
食べ始めてすぐにお水に手が伸びます。
お水はすぐに空になり
「お水くださいっ!」
そのうち「ハーッ」と声を出しながら息を吐きます。
辛いのです。
間違いなく辛いのです。
私「辛いでしょ?」
彼「辛くないよ!」
私「だって『ハーッ』って辛そうよ?」
彼「怪獣の真似だよ!」
それから何度も何度も怪獣が火を噴きました。
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彼はとうとう最後まで
「辛い!」とは言わずに残さず食べました。
忠告を聞かずにカレー粉を増量した責任を
小学1年の彼は立派に果たのです。
暫くの間、カレー粉は増量しないでしょうねぇ~、きっと。(笑)
そしてカレー粉に限らず
この経験はきっと何かに活かされるでしょう。
それにしても可愛かったなぁ〜
怪獣の真似。
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<書いた人>
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鈴木真理
≪食育指導士・マジカルクッキング主宰・子ども料理教室まじかるれっすん代表≫
我が子の闘病をきっかけに健康食への試行錯誤が始まる。
やがて「家庭料理教室イージーキッチン」を設立
大人の料理教室マジカルクッキング、子どものための料理教室まじかるれっすん、
天然醸造のお味噌作り教室、塩だけで漬ける梅干し教室などを開催中。
忙しい方やお料理苦手な方の毎日のご飯づくりが楽になるお手伝いをしています。