まじかるブログ

クリスマスといえば【チキンの丸焼き】でしょう!男の子は自分の野望をかなえられたのでしょうか?

クリスマスになると思い出す、とある男子の挑戦のお話しです。

お店の小さな常連さん、当時小学5年生(♂)にはクリスマスにやってみたい大きな野望がありました。

漫画によく出てくる【特大チキンの丸焼き】を自分で作ってみたい!

しかし、実際どうやって作ったらよいのか全く分からない。 そこで彼は、こっそりカンニングをすることに。

彼「ねえ、マスターってチキンの丸焼き作れる?」 僕「出来るよ~、作ってやろうか?」 彼「いや、そうじゃなくてさ~・・・・・・」 僕「?」 彼「オレに作り方教えてよ!超簡単なやつで!!」

ほうほう、面白いではないか!そのチャレンジ乗った!!(・∀・)

という訳で、簡単な方法を教えてあげました。 といっても、紙に書いて教えても分からないだろうから YouTubeに載っている簡単なチキンの丸焼きのリンクと 味付けや下ごしらえのコツなどをメモで手渡して、簡単に作り方をレクチャー!

さて、クリスマスが終わったある日、彼とお母さんが報告にやってきました!

結果から言うと、お母さんの全面的なバックアップもあり(笑) 特大のチキンの丸焼きは完成したのだそうです!

まずは、お母さんと一緒にチキンの買い出しへGO! そこらのスーパーでは売ってないので市場に買いに行ったそうです。 そこで人生初の生チキンの1本物と御対面(・∀・)

想像以上にグロい・・・・・・やる気極大ダウン↓(笑) しかし、なんとか家に持ち帰ることには成功。

さて次は、解体して内臓のお掃除と手足を縛り固定して下味付けへ。

想像をはるかに超えてグロい・・・・・完全に殺生している現状にテンション急降下↓↓(笑) あまりのおぞましさに、途中からお母さんにバトンタッチしたそうです(笑) まあ、お母さんも初めて見るチキンのグロさに悲鳴を上げながら なんとか下ごしらえを終了したとのこと。 この間1時間くらい、台所で2人キャーキャー騒いでいたのだとか(笑)

そして油を塗りながらオーブンで焼く作業に入ります。 この辺りからは、彼が想像していたチキンの形になっていますから 率先して焼の作業をこないしていったのだとか。

じっくりと焼くこと1時間余り、ついに念願の自家製【チキンの丸焼き】が完成!!

クリスマスの夜はご家族で堪能されたそうです。 この挑戦の話を聞いていなかったお父さんは超ビックリ! 当然、最高の味だと家族にも大絶賛だったそうです(^^)/

ただね、それから3日間ほどは家中にチキンの味が染みついてしまって大変だったとか) もう1年くらいはチキンはいらないと彼はおっしゃってました(笑)

こうして野望を叶えた男の子も、今では中学生。 今でもちょいちょいお店にご家族と一緒に来られると、このチキンの丸焼きの話になったりします。

因みに、中学生になった彼の野望は何なのでしょうか? こっそり聞いてみたら

「無人島に行って、サバイバル生活がしてみたい!」(3日くらいと言ってた(笑))

だそうです、短っ‼!(笑)

まあ、その前にチキンの丸焼きを1人で作れるようにならないとだね(笑) その夢も叶ったら良いね~! 今度はカンニングしに来ても教えてあげられないけどさ(ω)


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