まじかるブログ

猿も木から落ちる

 

子ども料理教室まじかるれっすんでは

料理の全工程をこどもひとりで行います。


こどもたちがひとりでも作れるように

講師が実際に作って見せます。

これをデモ(デモンストレーション)と呼んでいます。





講師はこどもたちがきちんと作れるように

ポイントをわかりやすく説明します。


それもただ説明するだけではなく、

こどもたちの記憶に残るように

いろいろ問い掛けたり、

よーく見るよう指示したり、

こどもたちに判断をゆだねたり、

常にこどもたちの様子を見ながら進めます。


こどもたちとのやりとりが盛り上がってくると

講師とこどもたちの息が合い

掛け合いもどんどん楽しくなります。


先日のレッスンでのこと。


デモも終わりに近づき

こどもたちは次はどうするのか

ワクワクしている時に

講師が混ぜていたフライパンから食材が飛び出しました。


講師とこどもたちが同時に

「あっ!」


(シーーーン)



すると

絶妙なタイミングで小3男子が一言



「猿も木から落ちた!」


すぐに講師が

「ありがと!」

と返し

雰囲気が元通りに……。


たとえ、こどもたちが何も言わなくても

講師は元の空気に戻しますが、

こどもたちと講師の気持ちが一緒に盛り上がっていないと

こうはいかないのです。


何とも言い難いこの感覚が、実に楽しく面白い瞬間です。


多分こどもたちも同じように感じているのでは……。



それにしても

さり気なく講師をフォローしてくれるリトルシェフたちは

天使のようです。





<書いた人>

  

 鈴木真理

 ≪食育指導士・マジカルクッキング主宰・子ども料理教室まじかるれっすん代表≫
 我が子の闘病をきっかけに健康食への試行錯誤が始まる。
 やがて「家庭料理教室イージーキッチン」を設立

 大人の料理教室マジカルクッキング、子どものための料理教室まじかるれっすん、
 天然醸造のお味噌作り教室、塩だけで漬ける梅干し教室などを開催中。
 忙しい方やお料理苦手な方の毎日のご飯づくりが楽になるお手伝いをしています。
 


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