まじかるブログ

苦手にチャレンジした先にあるもの

子どもはお料理が大好きです。
だからお手伝いだけでなく
もっとひとりで作りたくなります。


子ども料理教室『まじかるれっすん』では
そのヤル気を伸ばすために
すべての工程を子どもひとりで料理します。





ひとりで料理することは
ヤル気だけではなく
苦手にチャレンジする気持ちもバックアップします。


過日、小4男子がレッスンを体験しました。

クリームパスタが大好物の彼は
「ひとりでパスタが作れるようになりたい」とヤル気満々。


しかしそのメニューの中には彼の苦手な食材がありました。


「まじかるれっすんのルールで
アレルギーでない限り
苦手なものを全く入れないのは無し。
だから少しでもチャレンジしてみよう。
使う量は君が決めてね。」
と伝えると、


彼は苦手な食材を半分使い
見事にクリームパスタを仕上げました。


しかし、食材の中には
彼がお家では食べないと言うものが
もうひとつありました。


それはクリームパスタの味を決める
メインの食材だったのです。


すでに完食していた彼に
「無理して食べたの?」
と聞くと強く首を振りました。


その様子に親御さんが驚いたことは言うまでもありません。



苦手なもの、嫌いなものにチャレンジしたこと、
そしてそれが食べられたこと、

この経験は彼にとって確かな自信になり、
「苦手」にチャレンジする心のハードルが下がったはず。

そして食以外の「苦手」にも
きっとチャレンジするはずです。





これは
「子どもたちの生きる力を育む」という

子ども料理教室まじかるれっすんの理念に基づく指導の一部です。




<書いた人>



鈴木真理

≪食育指導士・マジカルクッキング主宰・子ども料理教室まじかるれっすん代表≫
我が子の闘病をきっかけに健康食への試行錯誤が始まる。
やがて「家庭料理教室イージーキッチン」を設立

大人の料理教室マジカルクッキング、子どものための料理教室まじかるれっすん、
天然醸造のお味噌作り教室、塩だけで漬ける梅干し教室などを開催中。
忙しい方やお料理苦手な方の毎日のご飯づくりが楽になるお手伝いをしています。

 


過去の記事

全て見る