まじかるブログ

思いやりの心が育っています

家族が、ママが、パパが、大好き!
子どもたちは全身でその気持ちを表現しています。


こんにちは!子ども料理教室《まじかるれっすん》主任講師の大野さとみです。
 
《まじかるれっすん》では、11月の参観クッキング「パエリア」が始まりました。
常日頃からまじかるれっすんにご理解をいただき、参観日だと言えばお忙しい中都合をつけてくださるご家族には、感謝の気持ちでいっぱいです。

松戸本校は、この週末に11組の親子が楽しいひと時を過ごしました。
 
子どもたちはいつもは自分の食べる分を作りますが、この日はおうちの方との2人分を作ります。




おうちの方が見守る中、子どもたちはちょっとそわそわ、嬉しそう。
びっくりしてもらおうと、仕上げが見えないように隠そうとする子も。
 
沢山入って重いフライパンを、一生懸命持ち上げます。
 
「まだ開けないでね!」
 
念を押す子(笑)
 
「いただきます!」と同時にフタを開け、おうちの方の歓声が上がります。
 






その時、ちょっと妙な動きをしている子がいました。
小学2年生の女の子です。
その子は、過去にフライパンで熱い思いをした子です。
フライパンを扱うのが少し怖いのですが、お料理が大好きで頑張って克服しています。
 
その子が、フタに手を置いてから一瞬躊躇しました。
ああ、湯気を逃がすことを思い出しているのね。
《まじかるれっすん》では、湯気で熱い思いをしないように常日頃からフタの開け方などを指導しています。
 
一瞬迷った後、その子は自分の方に湯気を逃がしました。
 
正面にママが座っているから!
 
大好きなママが、湯気で熱い思いをしたら大変!
その子は自分の怖さを押し殺して、湯気を自分の方に逃がしました。
 
もちろん、本当に湯気がかかるような事にはならない配慮はこちらでしています。
でも、小さな女の子のママへの思いやりがあまりにもいじらしく、見ていて目頭が熱くなりましたheart04
 
他にも、フタの開け方に迷っている高学年の男の子がいました。
 
「向こうはママがいるし、こっちは友達がいるし、よし!こっちだな!」(笑)
 
小学生が1人でパエリアを作るだけでも凄いのに!
 
そこには笑顔と思いやりが溢れていました。
 


小さな小さな事ですが、その積み重ねが子どもたちを人の気持ちのわかる心豊かな人へと成長させていくと信じています。
そして、どんな小さな出来事でも見逃さずに大切に温めていく教室でありたいと思っています。

 


 
〈書いた人〉
大野さとみ(松戸本校、まじかるれっすん本部所属)
≪まじかるれっすん≫主任講師。講師養成スクール主任講師。元幼稚園教諭・保育士。
≪まじかるれっすん≫開講当初より関わり、代表鈴木真理先生の壮大な夢を実現すべく日夜奮闘中!
松戸本校で子どもたちに囲まれ、養成スクールを卒業した講師の向こうにある子どもたちの笑顔を想像しながら、
子どもとその周りの全てがいつも平和と愛に満ちていることを願っています。

過去の記事

全て見る