≪まじかるれっすん≫本校10月最後のレッスンでのこと

「おにぎりには塩でしょ！
　砂糖なんて有り得ない！」と高学年男子。

用意した白い調味料が塩なのか、砂糖なのか
確かめるためにほんの少しつまんで
みんなで一斉に舐めてみる。

「えーっ!!!!　 本当に砂糖使うの？」

「使うよ〜」

「………」


砂糖はおにぎりの具の為の調味料と解りホッとしたのもつかの間

「具の調味料は砂糖と醤油と酢と」

「えーっ！酢？」

「そう、酢！」

「えーっ！酢？」
「そこに入れるの？」
「美味い(うまい)の？」

「先生のお家ではこの10倍作ってもすぐになくなっちゃうよ」

「10倍……
　そんなに美味い(うまい)の？？？」




あり得ないと思ったことが現実にふたつもありました。

おにぎりを食べる度に思い出すかしら？
今日の驚きを……

そして
いつかこの経験が何かの役に立ちますように…… 。


<書いた人>


≪食育指導士・マジカルクッキング主宰・子ども料理教室≪まじかるれっすん≫代表≫
我が子の闘病をきっかけに健康食への試行錯誤が始まる。
やがて「家庭料理教室イージーキッチン」を設立。
大人の料理教室マジカルクッキング、子どものための料理教室≪まじかるれっすん≫、
天然醸造のお味噌作り教室、塩だけで漬ける梅干し教室などを開催中。
忙しい方やお料理苦手な方の毎日のご飯づくりが楽になるお手伝いをしています。